11速化

今更ながら、11速化した。

ディレイラーはデザインの好みで、カセットは値段で SLX に、シフターは SLX だとマルチ / インスタントリリースが省かれているので XT にした。

シフターのマルチリリースはレバーを深く押し込むことで、一度に 2段までのシフトアップを可能にする機能で、昔は誤操作を嫌って 2段目までレバーを押し込めなくするようにテープを巻いたりする人もいたらしい(デュアコン時代の話だったかも)。今のレバーは 前の SL-M780 と比べてもクリック感が強くなっているので、誤操作はしなさそう。もうひとつのインスタントリリースはレバーを押した瞬間に変速させる機能で、これが無い SLX 以下のグレードでは押したレバーが戻った時に変速する。まあ、少しの差ではあるけどインスタントリリースに慣れてしまうと、このワンテンポ遅れる感じが結構気持ち悪く感じる。

ディレイラーは SLX にしたものの、XT と比べるとプーリーがブッシュベアリングだったり(片方だけかも)、プーリーケージが鉄製であったりといった違いがあるので、見た目は SLX のままで少しでも XT に近づけるべく、プーリーとケージを XT のものに交換した。

※交換すると保証が利かなくなるかも。


交換前。


交換後。当たり前だが見た目の違いはほとんど無い。

リアディレイラーの重量は XT が 271g で SLX は 323g。XT の ケージとプーリーが 61g で SLX は 104g なので、交換すると 43g の軽量化になり XT に近い重量になる。
ちなみに社外品のケージを見ると、XTR、XT、SLX に対応しているので XTR のケージに交換することも可能なはずだけど、右側だけで SLX のディレイラー本体が買えるぐらいの値段なのでやめた。


SLX のプーリー。


XT のプーリー(Y5RT98120)。肉抜きされているけど、ボールベアリングのためかちょっと重い。


SLX のケージ。XT との重量差の大部分がここ。


XT のケージ(Y5RT09000 & Y5RT98080)。


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