シマグラ化

今までXCモデルのブレーキ(BL-M985、BR-M985)を使っていて、山で乗る分には特に不満は感じてなかったけど、流石にふじてんなんかではもうちょっと効く方がいいのかなと思い4ポット化することにした。

XTR M980シリーズのシルバーが気に入っていたので、シルバーのものを探した。
  • Formula Cura4
    Formula は Cura からミネラルオイルになったみたいで、値段も高くないのでかなり迷った。レバーが2フィンガー用っぽい。

  • Hope Tech 3 E4
    削り出しでカッコいい。ただ、ブリーディング時によくオイルまみれになるので、ミネラルオイルの方が良かった。

  • Hope RX4
    ロード用のキャリパーのみのモデル。レバーはSTIレバーを使う。当たり前だけどシマノ用はミネラルオイルが使えるのでちょっと迷った。
    ただMTBのレバーで使えるのかと、どうもピストンが小さいっぽいので候補から外した。

  • Trickstuff MAXIMA
    削り出しでカッコいいけど、とにかく高いので候補から外した。

  • MAGURA MT Trail SL
    前4ポット、後2ポットのモデル。4ポットでシルバーなのはこのモデルのみのはず。レバーは黒色。

Formula はレバー形状、MAGURA はレバーの色が。。。って感じで今ひとつ踏み出せないでいたら、MAGURAはスペアパーツでキャリパーだけを入手できることがわかったのでシマグラ化することにした。これなら今使っているシルバーのレバーが使いまわせるし。

シマグラ自体は今更珍しくもないけど、パーツの構成は人それぞれなので自分の場合はこうしたとういうのを残すことにした。

レバー:シマノ BL-985

サーボウェーブ・アクションが付いていないXC用のモデル。リーチアジャストにはツールが必要なもののダイヤルが飛び出してない分見た目がシンプルで気に入っている。

キャリパー :MAGURA MT Trail SL

パッドを押さえるバネがないのでどうやってピストンに押さえつけているのかと思ってたら磁石でくっ付くようになってた。

バンジョー:アリエクで買ったMAGURA用

アルミ製の軽量なものもあったけど、今回はステンレス製にした。

ホース:シマノ SM-BH90

これまで使っていたのを使いまわし。シマノの SM-BH90 と MAGURA ではホース内径が違う(SM-BH90:2.1mm、MAGURA:2.3mm)ので、バンジョーの挿入は結構固くてハンマーで打ち込む必要があった。今の所オイルが漏れたり、ホースが割れたりは無い。

ローター:Bracko Floating Rotor → MAGURA Storm HC

MAGURAと他のメーカーではローターの厚みが違っていて、MAGURA は 2.0mm、他は 1.8mm。そんなに気にする必要はなさそうなので、使い回すつもりでいたらキャリパーの位置によっては、ローターのフローティングピンがキャリパーに当たる事がわかった。ただ、極端にどちらかに寄せたときだけなので、これも気にしなくても良さそうだったけど、せっかくなので純正のローターに変更した。

オイル:シマノ ミネラルオイル

シマノの 1L入りを買ったばかりなのと、MAGURA のオイルはシマノより沸点が 100度以上も低いのでシマノのままにした。

取り付けた後はブリーディング。これはシマノの方が断然やりやすい。
シマノのキャリパーはブリードニップルが付いているので、それを閉めればシリンジとの間でオイルの流れが遮断されるため、そのままレバーを握ってエアが抜けたか確認できた(抜けてなければまたブリードニップルを緩めてをくりかえす)。
ブリードニップルが無いとレバーを握ってもオイルがシリンジに押し出されてしまってエアが抜けたかが確認できない。とりあえずシリンジを押したり引いたりしてエアが出なくなったところで判断した。フロントは問題なかったけど、リアはシリンジを抜いてブリーディングボルトを締め込んでみたらやっぱりエアが残っていて、またシリンジを付けてというのを2回ぐらい繰り返してようやく大丈夫なレベルになった。

ローターは変更前のもの。



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